...and Welcome to where you are


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過去に書いた文章等です。
基本的に、結構、更新していきます。
できるだけ新しいの書いたり、掘り出し物見つけたり。
そんな感じで。


(2006.3.12)



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恋愛という明日は…

人を傷つけない恋愛をした事がありますか??

恋愛は、人を傷つけるもの…。

誰がそんな事をいったんだろう。ってずっと疑問だった。俺は、誰も傷つけない愛を模索していたし、もし、そんな完璧な物を手にする事ができたら素晴らしいだろうな…なんてことも考えてた。

でも、恋愛は、人を傷つける物なんだ。

人を好きになるって事は簡単な事じゃない。
ずっとずーっと、その感情が訪れない事もあれば、同じ時期に、しかも一度に、その感情が複数の人に向く事だってある。

その、恋愛の気まぐれさ故に、人はまた傷つき、そしてその傷を癒そうとまた次の恋を探しに行く。

ただ、今回は、俺にもその傷を埋めてくれる人。
つまり、時期を同じくして、奇しくも、相手がした事と同じ過ちを繰り返そうとしていた。

全ては、解決の方向に向かったけれども。


それでも、人って言うのは己の気持ちを殺しきる事ができる生き物ではない。

肉食獣が自分の飢えをなんとかして満たすように、人は己の心の乾きをなんとかして潤そうとする。たとえそれが、かつて思いを寄せた人へであるしても。

小さな小さな、気に食わない事が溜まりにたまって、悪循環を生む。

俺はそんなこと、小さい頃からの経験で分かっていたはず。
かっこいい理想像に近づく為の虚偽の行為なんて、いつかメッキがはがれるだけ。
でも、試みる事はできた。

そして、今までは上手くいってた。


一度、その自分の関わらない恋愛と言うものに触れた時、まるでナトリウムが水と触れ合う化学反応のように、俺のなかで何かが爆発した。

そして、言うべきじゃない事まで、口から出てしまう。


そして、また俺は人を傷つけ、次の段階への足踏みをする。


最後に、正直になろう。

今、俺は幸せだ。
一定期間耐えてきた不安定な恋は、俺の敗北という形で終わりを告げ、その直後に春は訪れた。

春が訪れたのだから…俺は後を濁さずに立ち去ればいい。

そう思っていた。


でも、体がそうは行かなかった。


好きだったという事実。そして、現実のすべてを受け止めようとする姿勢。
自分のしている後ろめたかった行為への理由付けと、その現実に対する嫌悪感。


”友達でいよう”

恋の破局の最後に使われるこの言葉は、相当、神経の図太い人にしか通用しないじゃないか。もしくは、本当に人を好きになった事のない人か…。

信じていた。裏切られる事もわかっていて、それでも信じていた。

バカとしか言いようがないのかもしれないが
それでもそのときの衝撃は並大抵ではなかった。

そして、第二波を耐えなければ行けないときに、また波を起こす。

恋愛ってそういうもんだと思う。

お互いの事を思うが故に、お互いの事を傷つける。

傷つけ合った結果が、憎しみだけの関係だとしたら、そんな寂しい事はない。
でも、それが事実になりうる事もある。


俺は、前を向いて歩くよ。

でもね。そんな全てを受け止めて、かっこ良く歩いて行けるような大人じゃ、まだなかったみたい。一回は演じる事ができたんだけどね。


俺は、隣をみて歩いて行くよ。

新しいパートナーができたから。
新しい、俺の相手が見つかったから。

今度はお互い不安定な恋愛を持つ必要もない。

強いて言うなら、俺の心に残る罪悪感だけ。

俺も、人を傷つけながら歩いている。


俺は…また、俺の今できる事を、俺なりに、精一杯やるよ。

そしてそれが、今大切にすべき人への全てだと思うし、俺が傷つけた人への償いでもあると思う。


春と言う季節の中で、めまぐるしく変わる恋愛の渦。
俺はその中にもまれているだけなのだろうか?? そして
俺はその幻想の中を泳いでいるだけなのだろうか…??


そうじゃないと思いたい。


俺は新たな船を出して、今度こそ、俺は俺の恋愛を手にする。
誰かを傷つけることが会っても、俺は俺の相手を大切にする。守れるだけ守る。


そういう自己満足でいいじゃない。

恋愛って、そういうもんだと思うから。

人は、傷つけて、傷つけられて、恋愛の中を進んでく。


それは誰もが経験した事であり、経験する事だと思う。
ごめんね。

そして…

ありがとう。

最後に、もう一度。

ありがとう。

(2005.3.12)



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昨夜の雷雨からは想像もつかないほど、真っ青に突き抜けた空。
日本では梅雨にあたるこの季節、遠い異国の空からは雲一つの匂いも感じられない。

外に出たら気持ちいいのだろうな。

そう思いつつも、乱雑な部屋の中で煙草に火をつけた。
一時期の自分への戒めを破り、新鮮な薫りを口いっぱいに含む。
そう、あのときの、あの人の面影を覆い隠すように。
真っ白な煙と戯れるとき、俺は過去の面影から抜け出すことを許され
かわらなければならない時への想像空間へ入り込むことができた。

お気に入りの煙草を嗜み、俺は少し落ち着いた。

乱雑な部屋。
床に落ちたテニスボール。
安っぽい肉体を鍛えるための安っぽい器具類。
少し前まで俺の相棒だったベースギター。
そして、詩的小説と言われる"The Tracks”、英字のみの書物。

それらすべてが今の俺を象徴するものだ。
怠惰に溺れた俺の体を鍛える毎日。実家に帰る前にはもとに戻っていたいと思う。
欲への嫌悪感と俺自身への嫌悪感との戦いの末、悪くとも元の自分に戻りたい。

そう、どんなに願ってもあの時、あの瞬間、そしてぬくもりの中には帰れないのだから。

大丈夫。どれだけ俺はその言葉を俺自身につぶやいてきただろう。
いつからか、その虚栄心の固まりが真実となり、今では呟く必要すらなくなった。
ただ、今日のように蒼い空の日、俺は俺にもう一度確かめる。

”俺は何をしたかったのだろう?”

あの時の空は本当に蒼かった。遠い母国の空を見渡せるような気がした。
そして、電話と言う無機質な、人間の叡智の固まりであるものを通して、俺は一人になった。否、一人になることを選んだ。

ただ、それだけだ。
ほかに描写することもなければ、今、思い返されることもない。
七色に輝く記憶など、遠い昔に真っ白な絵の具で塗りつぶした。
大量の塩水で洗い流した。

ただ、それだけ。

なのに。なのに、なぜ俺は未だにその事実を認めようとしない。
やるべきことは山積みになっているのに。
俺自身に課した苦しみがその山を超えることだったのではないか。

なぜ、涙がこぼれるのだろう。

日本に帰りたい。
待っていてくれるはずないけれども、少しでもあのときに帰りたい。
そう思った。

また、煙草に火をつける。
今の雑念を振り切るように。

そう、俺は前に進まなくてはならない。希望も絶望もすべて受け止めて。
やるべきことを昇華したとき、俺はやっとあの瞬間に感謝できるはずだから。


 

(2003. summer)

(2005.3.12)



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(2005.3.12)